夏になると何故か、増える、
『恐竜イベント!』
何故、夏なんだ?夏と、恐竜の、因果関係は?と、ツッコミどころもあるだろう!
しかし、『この恐竜浪漫には、あらがえ難いものが有るんです!』
【私の個人的趣味と言うのもあります!】( ´艸`)
昔から、この手のイベントがあると、広告は、必ずと言ってもいいほど
『ティラノサウルス!!』恐竜イベントの目玉です!!
しかし!!
私は、あえて『アンモナイトです!!』
幼少期の、私が、初めて見た、アンモナイトの姿は、カットサンプルでした。
http://www.ammolite.co.jp/ammonite/ammonite3.html(アンモライト研究所)
こんな感じの物が、展示されてました。
カタツムリや、ヤドカリの、先祖?と、当時思っていた私は、
『どうやって、実が詰まってたんだ??』と、疑問で、いっぱいでした!
アンモナイト自体とは?
オウムガイ類から分岐したと考えられています。
オウムガイは約5億年前のカンブリア紀に姿を現し、
その後いくつかの種に枝分かれ。
そのうちのひとつ「オルソセラス目」がアンモナイトや、
現在のイカやタコの祖先となったとされてます!
烏賊・たこの祖先なんですね!!
(貝は、どうした!と、言いたいとこですね!)
約6550万年前の白亜紀末に絶滅したと考えられています。
約4億2000万年前のシルル紀末から生存していたとされており、
3億5000万年以上もの長い間繁栄していたことがわかっています。
因みに、絶滅の、引き金は、氷河期のようです。
(この時代、良くも悪くも、食物連鎖のピラミッド真ん中あたりだったのかな?)
さて、私の気がかり!!
アンモナイトの中身(具)が、どんなふうに入ってたか!
https://www.kaseki7.com/z_column/ammonite_naibu.html
(参考!化石販売の、化石セブン!!さんの画像です!)
(素敵な図解です!!いい仕事してるよ~!!化石セブン!!)
解剖図でもわかりますが、
断面図にある仕切りの中に、身体は、入ってませんでした!
だいたい貝の構造も違うし、用途も違いました。(さすが、古代)
出口の部屋にはアンモナイトの軟体部(具) が棲み、
その他の隔壁(気体を溜める空間)で仕切られた部屋には、
連室細管を等して、空気や海水が出し入れしていたそうです。
ここで、アンモナイトは、もういないので、
アンモナイトに近いとされるオウムガイで、話を続けると、
この、隔壁の部屋は、オウムガイだと、
成長に合わせて気室を一つずつ付け加えていきますが、
新たに作られた気室内には液体が満たされています。
https://diary.aquarium.co.jp/archives/3808(鳥羽水族館のオウムガイ)
隔壁を貫いてる管が、連室細管
オウムガイが、中央にあるのに、アンモナイトは、外側にあります。
https://4travel.jp/travelogue/10960104(東京ミネラルショー)
この液体を、気室を貫く管(連室細管内の細胞の働きによって排出します。
気室は浮力タンクとしての役割を担い、
この、液体と気体の置換が連室細管索の働きによるものなのです。
連室細管のほとんどの部分は石灰質と角質でできているので、
液体は通過できませんが、隔壁と交わるあたりだけ液体が通過可能
な構造になっています。
ここから内部の連室細管索を通って隔室内の液体が排出されそうです。
海水より重い殻や軟体部との浮力バランスをとっているとされています。
なので、
アンモナイトも、オウムガイと同様に海中を遊泳していたと思われています。
参考・https://www.kahaku.go.jp/special/past/fossil/ipix/23donoyouna/index.html
(アンモナイトの、美と化学)
大人の夏休みいかがだったでしょう?
大人は、大人の目線で、古代を見るのもいいのでは、無いでしょうか?
化石販売、化石セブンさんの、サイトは、HPに行くだけでも、価値ありでしたよ!
販売もされてるそうです!